「バイクが重くて取り回しが大変」「軽いバイクに乗り換えたい」と感じている方は少なくないはずです。車両重量はバイクの乗りやすさに直結する要素で、特に街乗りや駐車場での出し入れでは軽さが正義です。
軽いバイクは取り回しがラクなだけでなく、立ちゴケのリスク低減、燃費の向上、ブレーキ性能の向上など、多くのメリットがあります。パワーウェイトレシオも有利なので、加速性能も侮れません。
この記事では、排気量別に「特に軽い」モデルをピックアップしました。車両重量とあわせてシート高や特徴も紹介するので、バイク選びの参考にしてください。

バイクの軽さが生むメリット
車両重量の軽さは、乗っているときだけでなく降りてからも恩恵があります。
- 駐車場での取り回しがラク(押し引きが軽い)
- 立ちゴケしにくい&立ちゴケしても起こしやすい
- 低速でのふらつきが少ない
- ブレーキの制動距離が短くなる
- 燃費が良くなる傾向がある
- コーナリングが軽快になる
特に初心者や体力に自信がない方にとって、軽さは最大の安全装置と言っても過言ではありません。重いバイクで無理をするより、軽いバイクで安全に楽しむ方がバイクライフは長続きします。
【125cc】100kg前後の超軽量モデル
ホンダ グロム(車両重量102kg)
12インチホイールのミニバイクで、125ccクラスでも特に人気の高いモデルです。102kgという軽さは大人なら片手で支えられるレベル。カスタムパーツが豊富で、自分好みにいじる楽しみもあります。
カワサキ Z125 PRO(車両重量102kg)
グロムのライバル的存在のミニスポーツです。同じ102kgですが、カワサキらしいスポーティーなデザインが特徴。シート高780mmですが車体がコンパクトなので足つきは問題ありません。
ホンダ モンキー125(車両重量104kg)
丸みのあるレトロなデザインが人気のミニバイクです。104kgの軽さに加えて、シート高776mmと低めの設定。街乗りが楽しくなるバイクの筆頭格です。

【250cc】150kg以下の軽量250cc
ホンダ CB250R(車両重量144kg)
250ccクラスで最軽量クラスの144kgです。生産終了モデルのため中古での購入になりますが、単気筒エンジンのシンプルな構成で軽量化を実現。街乗りの取り回しが抜群に良く、通勤からツーリングまで幅広く使えるオールラウンダーです。
スズキ ジクサー250(車両重量154kg)
油冷単気筒エンジンを搭載したスポーツネイキッドです。154kgの軽さとスリムな車体で、市街地の取り回しが非常にラク。価格も手頃で、コストパフォーマンスに優れたモデルです。
カワサキ KLX230SM(車両重量134kg)
スーパーモタード仕様の軽量モデルです。134kgという驚異的な軽さで、すり抜けや駐車場での切り返しが抜群に楽。シート高は840mmと高めですが、サスの沈み込みが大きいので実際の足つきは許容範囲です。
ヤマハ MT-25(車両重量169kg)
並列2気筒250ccとしては標準的な重量ですが、バランスが良く実際に持つと数値より軽く感じます。ストリートファイタースタイルのデザインが人気です。
【400cc】180kg以下の軽量ミドルクラス
カワサキ Z400(車両重量166kg)
400ccクラスでトップレベルの軽さを誇るスポーツネイキッドです。166kgは250ccと遜色ないレベルで、それでいて400ccのパワーがあるのでコストパフォーマンスが非常に高いです。高速道路での余裕も十分です。
ホンダ CB400SF(車両重量201kg)
201kgは軽量とは言えませんが、400ccの代表格として外せないモデルです。低重心設計で実際の取り回しは重量ほどの負担を感じません。教習車としても使われる安定感は、初心者にも心強いポイントです。
【大型バイク】200kg以下の軽量大排気量モデル
KTM 690 デューク(車両重量149kg)
690ccで149kgという、大型バイクとしては衝撃的な軽さです。単気筒エンジンのダイレクトな加速感と、軽量な車体が生み出すヒラヒラ感は唯一無二。ワインディングでは大排気量バイクを置き去りにするポテンシャルがあります。
ドゥカティ モンスター(車両重量188kg)
937ccのLツインエンジンを搭載しながら188kgの軽さを実現したスポーツネイキッドです。アルミフレームの採用で大幅な軽量化に成功。ドゥカティらしい刺激的な走りと日常の扱いやすさを両立しています。
ヤマハ MT-07(車両重量184kg)
並列2気筒689ccで184kgは非常に軽量です。「ちょうどいい」パワーと軽さのバランスが絶妙で、大型バイクの入門機として長年人気を維持しています。価格もリーズナブルで、維持しやすいのも魅力です。

軽量バイクの車両重量比較表
| モデル名 | 排気量 | 車両重量 | シート高 |
|---|---|---|---|
| ホンダ グロム | 125cc | 102kg | 761mm |
| ホンダ モンキー125 | 125cc | 104kg | 776mm |
| カワサキ KLX230SM | 230cc | 134kg | 840mm |
| ホンダ CB250R | 250cc | 144kg | 795mm |
| KTM 690 デューク | 690cc | 149kg | 835mm |
| スズキ ジクサー250 | 250cc | 154kg | 800mm |
| カワサキ Z400 | 400cc | 166kg | 785mm |
| ヤマハ MT-07 | 689cc | 184kg | 805mm |
| ドゥカティ モンスター | 937cc | 188kg | 820mm |
車両重量はメーカー公表の装備重量(ガソリン・オイル含む)を記載しています。乾燥重量と装備重量は10〜15kg程度の差があるため、比較するときは同じ基準で揃えてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 軽いバイクは高速道路で風に煽られませんか?
A. 確かに軽いバイクは横風の影響を受けやすいです。ただしカウル付きモデルなら風の影響を軽減できます。高速走行が多い方はWebikeでスクリーンの追加も検討してみてください。
Q. 軽いバイクと重いバイク、乗り心地はどう違いますか?
A. 軽いバイクは路面の凹凸を拾いやすい傾向があります。重いバイクは慣性で安定するため、高速巡航では快適です。街乗りメインなら軽さの恩恵が大きく、ツーリングメインなら適度な重さが快適です。
Q. 車両重量はどこで確認できますか?
A. メーカー公式サイトのスペック表で確認できます。「装備重量」と記載されているのがガソリンやオイルを含んだ実走行状態の重量です。グーバイクでもスペック検索が可能です。
Q. 軽量バイクのデメリットはありますか?
A. タンデム(二人乗り)時の安定性がやや低い点、長距離での快適性が落ちる点が挙げられます。また単気筒モデルは振動が大きい場合があるので、試乗で確認しておきましょう。
Q. 女性でも扱いやすい軽量バイクはどれですか?
A. グロム(102kg)、CB250R(144kg)、レブル250(171kg)あたりがおすすめです。特にレブル250はシート高690mmと低く、軽さと足つきの両方で安心感があります。
Q. 電動バイクは軽いですか?
A. バッテリーの重量があるため、同排気量のガソリン車と同等か、やや重い傾向があります。ただし重心が低くなるため、持った感じは軽く感じることもあります。
まとめ:軽さは安全と楽しさに直結する
- 125ccならグロム・モンキー125が100kg台で圧倒的に軽い
- 250ccならCB250R(144kg)がクラス最軽量レベル
- 400ccならZ400(166kg)が250cc並みの軽さ
- 大型ならMT-07(184kg)がバランス最強
- 軽さは取り回し・安全性・燃費すべてにプラス
- 自分の体力と用途に合った重量帯を選ぶのが大切
「軽いは正義」はバイクの世界でも真理です。自分の体力や用途に合わせて、無理なく扱える重さのバイクを選んでください。軽いバイクで気軽に出かけるバイクライフは、きっと長く楽しめるはずです。

