バイクに乗る楽しさの真骨頂といえば、やっぱりツーリングです。風を切って走る爽快感は、四輪車では味わえないバイクだけの特権です。せっかくツーリングに出かけるなら、景色が良くて走りも楽しいコースを選びたいところです。
この記事では、日本各地のおすすめツーリングコースをエリア別に紹介します。初心者でも走りやすいルートから、ベテランライダーも唸る絶景ロードまで幅広く取り上げるので、次のツーリング計画の参考にしてみてください。

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関東エリアのおすすめツーリングコース
三浦半島一周コース(神奈川県)
東京・横浜方面からアクセスしやすく、初心者のツーリングデビューにもぴったりのコースです。海沿いを走る爽快感が味わえるうえ、距離も50〜80km程度と無理のない範囲です。途中で海鮮グルメを楽しめる食堂も多く、日帰りツーリングの定番ルートです。
道志みち(山梨県・神奈川県)
国道413号を走る、ライダーに大人気のワインディングロードです。適度なカーブが連続する気持ちのいい山道で、走り応えがあります。道志村にはライダーズカフェも点在しており、休憩がてら立ち寄るのも楽しいです。ただし、週末は交通量が増えるので、時間帯に注意しましょう。
奥多摩周遊道路(東京都)
東京都内にありながら、山岳ワインディングを楽しめる貴重なルートです。標高差があるため季節ごとに景色が変わり、紅葉シーズンは特に見応えがあります。ただし、急カーブが多いのでスピードの出しすぎには注意してください。初心者はまず道志みちで慣れてからチャレンジするのがおすすめです。
霞ヶ浦一周コース(茨城県)
日本第2位の面積を誇る湖の周囲を走るフラットなコースです。カーブが少なく見通しが良いので、バイクに乗り始めたばかりの方でも安心して走れます。一周約120kmで、途中に道の駅や展望台があります。
行き先を決めるところまでは楽しいのに、いざルートを組もうとすると意外と手が止まるものです。ライダー向けの地図帳は走って気持ちのいい道や休憩スポットが載っているので、スマホの地図とは違う視点でコースを組み立てたい方に選ばれています。
東海・中部エリアのおすすめツーリングコース
ビーナスライン(長野県)
日本屈指の絶景ワインディングロードとして全国のライダーから愛されるビーナスラインです。標高1,000〜2,000m級の高原を走り抜ける爽快感は格別で、夏でも涼しい風が心地よいです。霧ヶ峰や美ヶ原高原など、景色の見どころも豊富です。
飛騨せせらぎ街道(岐阜県)
郡上八幡から高山までを結ぶ約72kmのルートです。渓流沿いの道を走るため、夏は涼しく、秋は紅葉が美しいです。交通量が比較的少なく、マイペースで走れるのが魅力です。高山の古い町並みでグルメを楽しむプランもおすすめです。
伊豆スカイライン(静岡県)
伊豆半島の稜線を走る有料道路で、天気が良ければ富士山と駿河湾を一望できます。全長約40kmで適度な長さです。2025年10月からETCX(キャッシュレス決済サービス)に対応しており、事前登録しておくとスムーズに通行できます。現金や電子マネーでの支払いも可能です。


関西・中国エリアのおすすめツーリングコース
琵琶湖一周コース(滋賀県)
通称「ビワイチ」と呼ばれる、琵琶湖を一周するコースです。距離は約200kmで、日帰りでもこなせますが、のんびり走るなら1泊するのもよいでしょう。湖岸沿いの道はフラットで走りやすく、途中にご当地グルメスポットも多いです。
しまなみ海道(広島県・愛媛県)
瀬戸内海の島々を橋で結ぶ全長約60kmのルートです。海の上を走る爽快感は他のコースでは味わえない特別な体験です。島ごとに寄り道しながらのんびり走るのがおすすめです。対岸の尾道や今治のグルメも楽しめます。
淡路島一周コース(兵庫県)
明石海峡大橋を渡って淡路島に入り、島を一周するコースです。距離は約150kmで、海沿いの道を気持ちよく走れます。玉ねぎやしらす丼など、淡路島のご当地グルメもツーリングの楽しみのひとつです。
北陸・東北エリアのおすすめツーリングコース
千里浜なぎさドライブウェイ(石川県)
砂浜の上をバイクで走れる日本唯一のスポットです。約8kmにわたって波打ち際を走る体験は、まるで映画のワンシーンのようです。砂が固く締まっているため、一般的なバイクでも問題なく走行できます。ただし、波の状況や天候によっては通行止めになることがあるので、事前に確認しておきましょう。
三方五湖レインボーライン(福井県)
5つの湖と日本海を同時に見渡せる絶景ロードです。山頂公園のテラスからの眺望は圧巻で、ツーリングの目的地としても楽しめます。距離は短めですが、景色の満足度が高いです。
蔵王エコーライン(宮城県・山形県)
蔵王連峰を横断する山岳道路です。春の「雪の壁」は4月下旬〜5月上旬だけの期間限定の絶景です。紅葉シーズンも見事です。標高が高いため気温が低く、防寒対策をしっかりしてから出かけましょう。平地と山頂で10度近く気温が違うことも珍しくないので、脱ぎ着で調整できるインナーを1枚持っていくと行動範囲が広がります。
北海道エリアのおすすめツーリングコース
富良野・美瑛の丘陵地帯
北海道らしいスケールの大きなパッチワーク畑の風景が広がります。まっすぐな道を走る爽快感は北海道ならではです。ラベンダー畑で有名な富良野のファーム富田は、夏のツーリングの定番立ち寄りスポットです。
知床峠(北海道)
世界自然遺産の知床半島を走る峠道です。野生のヒグマやエゾシカと遭遇することもある、まさに大自然の中を走り抜けるルートです。冬期は閉鎖されるため、走れるのは春〜秋の期間限定です。
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九州エリアのおすすめツーリングコース
阿蘇パノラマライン(熊本県)
壮大なカルデラの中を走る、九州を代表するツーリングコースです。草原の中を延びるワインディングロードは、開放感にあふれています。阿蘇山の火口見学や、あか牛丼などのグルメも楽しめます。
やまなみハイウェイ(大分県・熊本県)
別府から阿蘇までをつなぐ約50kmの高原道路です。九重連山の壮大な景色を眺めながら走れます。交通量も比較的少なく、マイペースで走りを楽しめます。
初めてのツーリングなら、片道50〜100km程度のコースからスタートすると無理なく楽しめます。慣れてきたら距離を伸ばしていきましょう。高速道路を使う場合はETC搭載車限定のツーリングプランを活用すると、通行料金がお得になります。
ツーリングで立ち寄りたいスポットの探し方
絶景ロードを走るだけでなく、途中の立ち寄りスポットもツーリングの醍醐味です。ここでは、ツーリング先のスポット探しに役立つ方法を紹介します。
道の駅を活用する
全国に1,200箇所以上ある道の駅は、ツーリングの休憩ポイントとして最適です。ご当地グルメやお土産の買い物、地域の観光情報の収集ができます。バイク用の駐車スペースが用意されている道の駅も増えているので、ルート上の道の駅を事前にチェックしておきましょう。
ライダーズカフェに寄ってみる
バイク乗りが集まるカフェは全国各地にあります。おいしいコーヒーを飲みながら、他のライダーとの情報交換を楽しめます。SNSやツーリング系のウェブサイトで「ライダーズカフェ」と検索すると、目的地周辺のお店が見つかることが多いです。
仲間と複数台で走るなら、走行中も会話できるインカムがあると「次どこ寄る?」のやり取りが一気にラクになります。休憩のたびにヘルメットを脱いで相談する手間が減るのは大きいです。
温泉を目的地にする
走り終わった後に温泉で疲れを癒やすのは、ツーリングの定番コースです。日帰り温泉施設ならバイク1台分の駐車スペースで済みますし、ツーリングの汗を流してリフレッシュできます。温泉地をゴール地点に設定するだけで、ツーリングの満足度がグッと上がります。
ツーリングスポット検索サイトを使う
モトスポットやバイクJINなど、ライダー向けのスポット検索サイトでは、他のライダーの口コミやおすすめ情報を見ることができます。実際に走った方のレビューは非常に参考になるので、コース選びの際に活用してみましょう。


ツーリングコースを選ぶときのポイント
自分の体力と経験に合った距離を選ぶ:初心者がいきなり300km超のロングツーリングに挑むと、疲労で集中力が切れて危険です。まずは近場のコースで自分の走行ペースを把握しましょう。
天気予報は当日朝にも確認:山間部のコースは天候が変わりやすいです。出発前に現地の天気予報をチェックし、雨の場合は無理せずルート変更や中止も検討しましょう。とはいえ出先で降られることは避けられないので、シート下に収まるレインウェアを常備しているライダーは多いです。
ガソリンスタンドの場所を事前に確認:山間部や過疎地ではガソリンスタンドが少ないエリアがあります。出発前に満タンにし、ルート上のスタンドの位置を把握しておくことが大事です。
休憩ポイントを計画に組み込む:1時間に1回は休憩を入れるのが目安です。道の駅やサービスエリア、展望台など、休憩しながら景色を楽しめるスポットをルートに組み込むと、ツーリングの満足度がアップします。
高速道路のツーリングプランを活用する:NEXCOが提供するETC二輪車限定のツーリングプランを使えば、対象エリアの高速道路が定額で乗り降り自由になります。遠方のコースに出かけるときは、このプランを申し込んでおくと高速料金をかなり節約できます。
季節ごとのベストシーズンを意識する:同じコースでも季節によって見える景色がまったく違います。桜の時期、新緑の季節、紅葉シーズン、雪景色など、走りたいコースのベストシーズンを調べてから計画を立てると、ツーリングの感動が何倍にもなります。
まとめ
日本には、バイクで走りたくなる魅力的なツーリングコースが全国各地にあります。海沿いの爽快ルートから山岳ワインディング、高原の絶景ロードまで、選択肢の幅広さは世界でもトップクラスです。
まだ走ったことのないエリアがあったら、ぜひ次のツーリング計画に組み込んでみてください。新しい道を走る楽しさが、バイクライフをもっと充実させてくれるはずです。


参考リンク:NEXCO東日本 ツーリングプラン | MotoMegane 日本百名道 | モトスポット ツーリングスポット検索
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