125ccバイクに乗りたいけど、免許を取るのにいくらかかるのか気になっている方は多いのではないでしょうか。小型二輪免許(小型限定普通二輪免許)は、原付よりもパワフルで通勤や街乗りに最適な125ccクラスに乗れるようになる免許です。
取得方法によって費用は大きく変わります。教習所に通うのか、一発試験に挑むのか、すでに普通自動車免許を持っているのかで、出費の総額がまったく違ってくるのがポイントです。
この記事では、小型二輪免許の取得にかかる費用を取得パターンごとに整理し、追加でかかるお金まで含めて詳しく解説します。これから125ccバイクの世界に飛び込もうとしている方は、ぜひ参考にしてください。

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小型二輪免許とは?乗れるバイクと取得条件
小型二輪免許の正式名称は「小型限定普通二輪免許」です。この免許を取得すると、排気量50cc超から125cc以下のバイクに乗ることができます。いわゆる「原付二種」と呼ばれるクラスで、PCX125やクロスカブ110など人気モデルが数多くラインナップされています。
取得条件は以下のとおりです。
- 年齢:満16歳以上
- 視力:両眼0.7以上、片眼0.3以上(矯正可)
- 色彩識別:赤・青・黄の識別ができること
- 聴力:10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること
AT限定とMT(限定なし)の2種類があり、AT限定であれば教習時間が短くなるため、その分費用も抑えられます。
教習所で取得する場合の費用
もっとも一般的な取得方法は、指定自動車教習所に通う方法です。費用は所持している免許の種類によって大きく変わります。
免許なし・原付免許のみの場合
免許を持っていない状態から取得する場合、AT限定で約12万から15万円、MTで約15万から18万円が相場です。学科教習26時限と技能教習(AT限定9時限・MT12時限)を受ける必要があるため、費用はそれなりにかかります。
学科26時限は決して軽い負担ではありません。市販の問題集で先に交通ルールをさらっておくと、教習が始まってからの理解が早かったという声もあります。
普通自動車免許を持っている場合
普通自動車免許を持っている方は学科教習が1時限に免除され、AT限定で約7万から9万円、MTで約9万から12万円まで費用が下がります。すでに学科試験に合格している扱いになるため、技能教習のみに集中できるのもメリットです。
2018年の道路交通法改正により、普通自動車免許保持者がAT小型限定二輪免許を取得する場合は、最短2日で教習所を卒業できるようになりました。対応している教習所であれば、土日の2日間で一気に取得することも可能です。

普通二輪免許からの限定解除の場合
すでに普通二輪免許(400ccまで)を持っている方が小型限定を解除する必要はありません。普通二輪免許は125cc以下も含めて乗ることができるためです。逆に、小型限定から普通二輪免許への限定解除は約4万から6万円で可能です。
一発試験で取得する場合の費用
運転免許試験場で直接試験を受ける「一発試験」は、教習所に通う費用を大幅にカットできる方法です。
一発試験でかかる費用の内訳(目安)
- 受験料:2,600円
- 試験車使用料:1,450円
- 免許証交付手数料:2,050円
- 取得時講習:12,000円(大型二輪・普通二輪共通)
- 応急救護講習:4,200円
- 合計:約22,300円
費用だけ見ると教習所の数分の一ですが、技能試験の合格率は非常に低く、全体の約3%程度といわれています。何度も受験するとその都度受験料がかかるため、結果的に教習所に通った方が安く済むケースも少なくありません。
一発試験は運転経験がある方向けの方法です。バイクに乗ったことがない初心者が合格するのは極めて難しいため、基本的には教習所の利用を検討してください。
合宿免許で取得する場合の費用
合宿免許を利用すれば、短期間かつ通学よりも安い費用で小型二輪免許を取得できる場合があります。合宿の費用相場はAT限定で約8万から12万円で、宿泊費や食事代が含まれていることが多いのが特徴です。
ただし、小型二輪免許に対応した合宿プランを用意している教習所は限られています。普通二輪免許の合宿プランに比べると選択肢が少ないため、事前にしっかり調べておく必要があります。
また、まとまった休みが取れる学生やフリーランスの方にとっては、合宿は効率よく免許を取得する方法としておすすめできます。教習以外の時間にはその土地の観光を楽しめるという副次的なメリットもあります。
免許取得以外にかかる費用
教習所の費用だけでなく、免許取得に関連してかかるお金は意外と多いです。見落としがちな費用をまとめておきます。
教習所以外でかかる費用一覧
- 住民票の写し:300円前後
- 証明写真:700円から1,000円
- ヘルメット(教習所でレンタル不可の場合):5,000円から15,000円
- グローブ(教習所でレンタル不可の場合):2,000円から5,000円
- 交通費(教習所への通学費):数千円から
教習所によってはヘルメットやグローブの無料レンタルを行っているところもあります。申し込み前に確認しておくと余計な出費を抑えられます。
とはいえ、免許を取ったあとはどちらも自分で用意することになります。教習中から自分のものを使っておくと、卒業後に買い直す手間もありません。

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費用を安く抑えるコツ
小型二輪免許の取得費用をできるだけ抑えたい方に向けて、節約のポイントを紹介します。
閑散期を狙う
教習所は4月から6月、10月から11月が比較的空いている時期です。この時期はキャンペーン価格や割引を実施している教習所も多いため、通常よりも安く申し込める可能性があります。逆に、春休みや夏休みのシーズンは繁忙期で料金が高くなりがちです。
AT限定を選ぶ
125ccクラスはスクータータイプが主流のため、AT限定でも十分に楽しめます。AT限定なら技能教習の時間が短くなるため、MTに比べて2万から3万円ほど安くなることがあります。
複数の教習所を比較する
同じ地域でも教習所によって料金にはバラつきがあります。インターネットで複数の教習所の料金を比較し、追加料金の有無(補習料・再検定料など)も含めてトータルコストで判断するのが賢い選び方です。
学割・グループ割を活用する
学生の方は学割が使える教習所を探してみましょう。また、友人と一緒に申し込むとグループ割引が適用される教習所もあります。数千円から1万円程度の割引になることもあるので、見逃さないようにしましょう。
小型二輪免許と他の二輪免許の費用比較
他の二輪免許と費用を比較すると、小型二輪免許のコストパフォーマンスの高さがよくわかります。
| 免許の種類 | 乗れる排気量 | 費用相場(免許なしから取得) |
|---|---|---|
| 原付免許 | 50cc以下 | 約8,000円 |
| 小型二輪免許(AT限定) | 125cc以下 | 約12万から15万円 |
| 普通二輪免許 | 400cc以下 | 約15万から22万円 |
| 大型二輪免許 | 制限なし | 約20万から30万円 |
原付免許は非常に安いものの、30km/h制限や二段階右折の義務があります。一方、小型二輪免許なら法定速度60km/hで走れるうえ、二段階右折も不要です。制限の少なさを考えると、数万円の差額は十分に価値があるといえます。
走れる範囲が広がると、行き先を調べながら走る場面も増えます。スマホをナビ代わりに使うなら、ハンドルに固定するホルダーを用意しておくと通勤ルートの開拓もしやすくなります。

125ccバイクの魅力とランニングコスト
小型二輪免許を取って125ccバイクに乗る最大の魅力は、維持費の安さです。125cc以下のバイクには車検がないため、車検費用が一切かかりません。
125ccバイクの年間維持費の目安は以下のとおりです。
- 軽自動車税:2,400円(90cc超から125cc以下の場合)
- 自賠責保険(1年):7,010円
- 任意保険:ファミリーバイク特約なら年間約8,000円から15,000円
- ガソリン代(年間5,000km、燃費50km/L想定):約16,000円
- メンテナンス代:年間約20,000円から30,000円
年間の維持費は約5万から7万円程度で収まることが多く、250cc以上のバイクと比べるとかなりリーズナブルです。さらに、ファミリーバイク特約を使えば自動車の任意保険にバイクの補償を追加できるため、保険料も大幅に抑えられます。
メンテナンス代の中でも、オイル交換は自分でやれば工賃分を減らせる項目です。125ccなら1回あたりのオイル量も少なくて済むので、指定粘度に合うものを選んで試してみてください。
よくある質問
Q. 小型二輪免許は何日で取れますか?
普通自動車免許を持っている場合、AT限定なら最短2日で教習所を卒業できます。免許なしからの場合は、通学で2週間から3週間、合宿なら1週間程度が目安です。
Q. 小型二輪免許で高速道路は走れますか?
125cc以下のバイクは高速道路(自動車専用道路)を走ることができません。高速道路を利用したい場合は、普通二輪免許以上の取得を検討してください。
Q. 途中で普通二輪免許に変更できますか?
小型限定の解除審査を受けることで、普通二輪免許にステップアップできます。教習所で技能教習を受けた後、審査に合格すれば限定が解除されます。費用は約4万から6万円です。
Q. AT限定とMTで迷っています。どちらがいいですか?
125ccクラスはスクータータイプのバイクが多いため、AT限定でも困ることはほとんどありません。ただし、将来的に普通二輪や大型二輪にステップアップする可能性がある場合は、MTで取得しておくとクラッチ操作に慣れることができます。
Q. 教習所に通う回数はどれくらいですか?
普通自動車免許を持っている場合、AT限定なら技能教習8時限と学科教習1時限の合計9時限です。1日2時限ずつ受講すれば、5日程度で教習を終えることができます。
まとめ
小型二輪免許の取得費用は、取得方法や持っている免許によって約7万から18万円と幅があります。普通自動車免許を持っている方はAT限定で7万から9万円程度と比較的リーズナブルに取得でき、最短2日というスピード感も魅力です。
費用を抑えたい場合は、閑散期の申し込みやAT限定の選択、複数の教習所の比較がポイントになります。一発試験は費用こそ安いものの合格率が極めて低いため、初心者には教習所の利用がおすすめです。
125ccバイクは通勤・通学・街乗りなど日常の移動手段として抜群のコスパを発揮するクラスです。免許取得にかかる費用は将来のバイクライフへの投資と考えて、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
参考:おとなの自動車保険|小型二輪免許の取得方法 / グーバイクマガジン|バイク選び / バイク王|バイクの維持費
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最後までお読みいただきありがとうございます。こちらの記事もぜひご覧ください。

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