「400ccバイクで今どの車種が人気なの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。400ccクラスは普通二輪免許で乗れる最大排気量であり、日本のバイク文化と深いつながりのあるクラスです。
400ccクラスの人気車種は「軽量スポーツ」と「クラシック・鼓動系」の二極化が進んでいます。かつてのように4気筒スポーツが主流だった時代から、ライダーの好みが多様化しているのが今のトレンドです。
この記事では、400ccバイクの中でも特に人気の高い車種を取り上げ、それぞれの特徴・強み・どんな人に向いているかを詳しく解説していきます。バイク選びの参考にしてください。

400ccバイク人気車種の一覧比較
まずは主要な人気車種をスペックで比較してみましょう。
| 車種 | メーカー | エンジン | 重量 | 出力 | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|---|
| Ninja 400 | Kawasaki | 並列2気筒 | 167kg | 48PS | 75〜82万円 |
| Z400 | Kawasaki | 並列2気筒 | 167kg | 48PS | 72〜78万円 |
| CB400SF | Honda | 直列4気筒 | 201kg | 56PS | 中古80〜120万円 |
| CBR400R | Honda | 並列2気筒 | 192kg | 46PS | 82〜88万円 |
| GB350/S | Honda | 単気筒 | 180kg | 20PS | 56〜65万円 |
| YZF-R3 | YAMAHA | 並列2気筒 | 170kg | 42PS | 72〜77万円 |
| MT-03 | YAMAHA | 並列2気筒 | 170kg | 42PS | 68〜73万円 |
| 400X | Honda | 並列2気筒 | 199kg | 46PS | 82〜88万円 |
人気車種の詳細レビュー
Ninja 400:軽さとパワーのベストバランス
Ninja 400は400ccクラスで最も売れているフルカウルスポーツです。車両重量167kgは250ccクラスと同等で、400ccのパワーを軽い車体で楽しめるという贅沢な組み合わせ。フルカウルの風防効果で高速走行も快適です。
パラレルツインエンジンは低回転域からトルクがあり、街乗りでもストレスなく走れます。初心者から上級者まで幅広く支持されており、サーキットのライトウェイトクラスでも活躍するポテンシャルを持っています。
Z400:ストリートファイターの実力派
Ninja 400からカウルを外したネイキッドバージョンがZ400です。エンジンとフレームは共通ですが、アップライトなハンドルポジションで街乗りの快適性が向上。カウルがない分、メンテナンスのしやすさも魅力です。
Ninja 400よりも3〜5万円安い価格設定なので、「見た目よりも実用性重視」「カウルなしのスタイルが好き」という方にはZ400がおすすめです。

CB400SF:永遠の名車
CB400 SUPER FOURは400cc4気筒の最高峰として長年君臨してきた名車です。VTEC機構を搭載した直列4気筒エンジンは、低回転域の扱いやすさと高回転域の快感を両立しています。教習所でもおなじみの車種で、免許を取ったあとの最初の1台として選ぶ人が多い定番モデルです。
新車の生産は終了していますが、中古市場では依然として高い人気を誇ります。状態の良い個体は価格が高騰しているため、購入を検討するなら早めの決断がおすすめです。走行距離と整備記録を必ず確認しましょう。
GB350/GB350S:鼓動を楽しむクラシック
GB350は排気量348ccの空冷単気筒エンジンを搭載したクラシックバイクです。最高出力20PSというスペックは400ccクラスでは控えめですが、このバイクの魅力はスペック表には表れません。
アイドリングから伝わる単気筒の鼓動感、クラシカルなデザイン、そして「バイクに乗っている」という実感。これらを求めるライダーにとって、GB350は唯一無二の存在です。GB350Sはスポーティなシートとバックステップを装備したバリエーションモデルです。
CBR400R:ツーリングスポーツの正解
CBR400Rはフルカウルでありながら、ハンドル位置がやや高めで長距離ツーリングでも疲れにくい設計です。並列2気筒エンジンは実用的なトルク特性で、燃費も良好。ツーリングメインで使いたい方に最適な1台です。
400X:アドベンチャーの万能選手
400XはCBR400Rとエンジンを共有するアドベンチャーツアラーです。アップライトなポジションと大きなスクリーンで、長距離の快適性は400ccクラス随一。積載性も高く、キャンプツーリングにも対応できます。

YZF-R3 / MT-03:YAMAHAの双子
YZF-R3はフルカウルスポーツ、MT-03はネイキッドバージョン。320ccの並列2気筒エンジンは高回転域まで気持ちよく回り、YAMAHAらしいシャープなハンドリングが特徴です。170kgの軽量ボディでワインディングが楽しいバイクです。
用途別おすすめ
- 通勤メイン→Z400 or MT-03(ネイキッドで取り回しやすい)
- ツーリングメイン→400X or CBR400R(長距離の快適性が高い)
- 走りを楽しみたい→Ninja 400 or YZF-R3(軽さとスポーツ性能)
- 雰囲気重視→GB350(クラシカルな佇まいと鼓動感)
- 4気筒サウンド→CB400SF(中古のみだが唯一無二の存在)
400ccバイクの中古市場の動向
400ccクラスは中古市場も充実しています。特にCB400SFは生産終了後も人気が衰えず、中古価格が新車時の定価を上回っている個体もあるほどです。一方、Ninja 400やZ400は現行モデルのため中古価格は比較的こなれています。
中古車を検討する場合は、グーバイクやバイクブロスで相場を確認しておきましょう。同じ車種でも走行距離・年式・カスタム状況で価格が大きく異なります。
- CB400SFの中古は高騰しているため予算に余裕を持つこと
- 中古車は転倒歴・事故歴を必ず確認する
- 個人売買より信頼できるバイクショップでの購入が安心
よくある質問(FAQ)
Q. 400ccバイクで一番人気があるのはどれですか?
A. 新車販売台数ではNinja 400とGB350が二強です。Ninja 400は軽さとスポーツ性能で若い層に人気があり、GB350はクラシカルな雰囲気で幅広い年齢層に支持されています。
Q. 400ccは維持費が高いですか?
A. 250ccと比べると車検がある分、年間4〜5万円ほど高くなります。ただし月に換算すると3,000〜4,000円の差。この差額で得られるパワーの余裕を考えると、コストパフォーマンスは決して悪くありません。
Q. 女性にも乗りやすい400ccバイクはどれですか?
A. GB350はシート高が低く(800mm)足つきが良いため、女性ライダーにも人気があります。Z400やNinja 400も167kgと軽いので取り回しに苦労しにくいです。まずはディーラーでまたがってみることをおすすめします。
Q. 400ccから大型にステップアップする人は多いですか?
A. 多いです。400ccで公道経験を積んでから大型二輪免許を取得し、リッターバイクやアドベンチャーに乗り換えるパターンは王道のステップアップルートです。400ccの経験は大型バイクを安全に乗りこなすための土台になります。
Q. 400ccバイクは高速道路で快適ですか?
A. 時速100km巡航は余裕でこなせます。Ninja 400やCBR400Rならフルカウルの風防効果で長距離でも疲れにくいです。ただし、追い越し加速では大型バイクには及ばないので、無理な追い越しは避けましょう。
Q. 400ccバイクのリセールバリューはどうですか?
A. Ninja 400、GB350、CB400SFはリセールバリューが特に高いです。人気車種は値崩れしにくいため、数年後に売却しても購入価格の50〜70%程度で売れることが多いです。バイク選びの際にリセールバリューも考慮しておくと、トータルの出費を抑えられます。
バイクの最新情報はヤングマシンでもチェックできます。

まとめ:400ccは「これ1台で何でもできる」万能クラス
- Ninja 400とGB350が人気の二強
- 軽さ重視ならKawasaki勢(Ninja 400 / Z400)が167kgで最軽量
- 鼓動感・雰囲気重視ならGB350が唯一無二
- 4気筒サウンドならCB400SF(中古市場で入手可能)
- ツーリング重視なら400XやCBR400Rが快適
- リセールバリューも高く、将来の乗り換え時にも有利
400ccクラスは通勤・ツーリング・スポーツ走行・街乗りとどんなシーンにも対応できる懐の深さがあります。自分のライディングスタイルに合った1台を見つけて、400ccのバイクライフを楽しんでください。


