ツーリング中にサッとスマホや財布を取り出したい、地図やナビを見やすい位置に置きたいと考える方は少なくありません。そんな願いを叶えてくれるのがバイク用タンクバッグです。燃料タンクの上に設置するバッグで、ライダーの目の前に荷物を置けるのが大きな特徴です。
この記事では、タンクバッグの取り付け方式の違いや選び方のポイント、用途別のおすすめサイズまで詳しく解説していきます。自分のバイクとスタイルに合ったタンクバッグを見つけましょう。

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タンクバッグとは?手元に荷物を置ける便利な積載グッズ
タンクバッグは、バイクの燃料タンクの上面に取り付けるバッグのことです。ライダーの目の前に位置するため、走行中でも中身の確認や取り出しがしやすいのが最大のメリットです。
ナビ画面を見るための透明ウインドウ付きモデルも多く、スマホをセットすればカーナビ代わりに使えます。ツーリング先のルート確認がグッと楽になります。
容量はシートバッグに比べると小さめで、2〜3リットルのコンパクトなものから15リットル程度の中型モデルまでが主流です。財布・スマホ・ペットボトル・簡易工具など、すぐに使いたいものを入れておくのに最適なバッグです。
マグネット式とベルト式の違い
タンクバッグの取り付け方式は、大きく「マグネット式」と「ベルト式(吸盤式を含む)」の2つに分かれます。バイクのタンク素材によって使えるタイプが変わるので、ここをしっかり押さえておきましょう。
マグネット式
バッグの底面に磁石が付いており、金属製のタンクにピタッとくっつけるだけで装着できる手軽さが魅力です。取り外しも一瞬なので、給油時やバイクを降りるときにサッと持ち出せます。
ただし、樹脂製タンクやアルミタンクには使えないのが大きな注意点です。近年のバイクは軽量化のために樹脂製タンクを採用しているモデルが増えており、自分のバイクのタンク素材は必ず確認しましょう。また、強力な磁石がタンクの塗装面に傷をつける可能性があるため、保護シートを貼っておくと安心です。
ベルト式(ストラップ式)
タンクやフレームにベルトで固定するタイプです。タンク素材を問わず使える汎用性の高さがメリットです。樹脂タンクのバイクでも使えるので、マグネット式が使えない車種のオーナーはこちらを選ぶことになります。
マグネット式に比べると取り付け・取り外しにやや手間がかかりますが、走行中のズレが少なく安定感があります。長距離ツーリングではベルト式のほうが安心感があるという声も多いです。
マグネット+ベルトの併用タイプ
マグネットとベルトの両方を備えたモデルもあります。金属タンクではマグネットで素早く装着し、さらにベルトで補強するという使い方ができます。安定性を重視する方にはこのタイプがおすすめです。
まずは自分のバイクのタンク素材を確認しましょう。金属タンクならマグネット式、樹脂タンクならベルト式を選ぶのが基本です。タンク素材がわからない場合は、磁石を近づけてくっつくかどうかで簡単に判別できます。
タンクバッグの選び方|4つの比較ポイント
1. 容量で選ぶ
タンクバッグは容量によって使い勝手が大きく変わります。
2〜5リットル(スリムタイプ):財布、スマホ、ETCカードなど最低限の貴重品を入れるのに適したサイズです。タンクの上がスッキリしていて視界の邪魔にもなりにくいです。
5〜10リットル(スタンダードタイプ):上記に加えて、ペットボトルやカメラ、簡易工具なども収納できます。日帰りツーリングにちょうどいい容量帯です。
10〜15リットル(大容量タイプ):着替えやレインウェアも入る大きめサイズです。ただし、タンクの上が大きくなるため、乗車ポジションへの影響も考慮が必要です。
2. ナビ用透明ウインドウの有無
スマホをナビとして使うライダーには、上面に透明ウインドウが付いたモデルが便利です。スマホを入れたまま画面が確認できるので、スマホホルダーを別途用意する必要がありません。ただし、透明部分がタッチパネルに対応しているかどうかは製品によって異なるので確認してください。
3. 防水性能
タンクバッグは構造上、雨が直接かかりやすい位置にあります。レインカバー付属のモデルや、防水素材を使ったモデルを選ぶと安心です。スマホやカメラなどの電子機器を入れることが多いバッグなので、防水対策は特に重要です。
4. 2WAY・3WAY対応
バイクから降りたあとにショルダーバッグやウエストバッグとして持ち歩けるモデルもあります。ツーリング先で観光やグルメを楽しむとき、タンクバッグをそのまま持ち出せるのは地味に便利です。肩紐やベルトが付属しているかチェックしてみましょう。


おすすめのタンクバッグメーカー
タナックス(TANAX)
バイク用バッグのトップメーカーです。タンクバッグのラインナップも豊富で、コンパクトなナビバッグから大容量のツアラーモデルまで揃っています。「マップバッグ」シリーズはA4サイズの地図がそのまま入る設計で、紙の地図派にも使いやすいです。マグネット式・ベルト式ともに展開があります。
デイトナ(ヘンリービギンズ)
デイトナのヘンリービギンズブランドからも、スタイリッシュなタンクバッグが出ています。ターポリン素材の防水モデルは雨に強く、通勤ライダーにも人気です。デザインがカジュアルなので、ネイキッドバイクやストリート系のバイクによく合います。
デグナー(DEGNER)
レザー製のタンクバッグを展開しており、アメリカンバイクやクラシックバイクとの相性が抜群です。タウンユースでも違和感のないデザインで、バイクを降りてからも普通のバッグとして使えます。
ゴールドウイン(GOLDWIN)
アウトドアウェアで知られるゴールドウインのバイク用品ブランドです。素材の品質が高く、縫製もしっかりしているのが特徴です。やや高価格帯ですが、長く使える耐久性があります。
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タンクバッグを使うときの注意点
タンクの塗装保護:マグネット式はタンク塗装面に擦り傷を付ける可能性があります。保護フィルムやクリアシートをタンクに貼っておくと安心です。特に高級車やカスタムペイントのバイクは対策しておきたいところです。
乗車ポジションへの影響:大きなタンクバッグを載せると、前傾姿勢のバイクではお腹にバッグが当たって窮屈に感じることがあります。スーパースポーツに乗っている方は、スリムタイプを選ぶか、試着してから購入するのが無難です。
給油時の取り外し:タンクバッグを付けたまま給油するのは危険なので、給油時は必ず取り外しましょう。マグネット式ならサッと外せますが、ベルト式だと少し手間がかかります。
直射日光によるスマホの高温化:透明ウインドウにスマホを入れたまま直射日光を浴びると、スマホが高温になって熱暴走を起こすことがあります。真夏はこまめにスマホの温度を確認しましょう。
タンクバッグに関するQ&A
Q. タンクバッグとスマホホルダー、どっちがいい?
ナビ目的だけならスマホホルダーのほうがコンパクトで便利です。ただし、タンクバッグは荷物の収納機能も兼ねるので、財布やカメラなども手元に置きたいならタンクバッグのほうが使い勝手が良いです。両方使うのもよいでしょう。
Q. タンクバッグはどのバイクにも付けられる?
基本的にはタンクがあるバイクなら取り付け可能ですが、タンク形状が複雑なモデルではフィットしない場合があります。購入前にバイクのタンク形状と、バッグの底面サイズの相性を確認しておきましょう。
Q. マグネット式はETCや電子機器に影響しない?
一般的に、タンクバッグのマグネットがETCカードやスマホに悪影響を与えることは少ないとされています。ただし、磁気カード(銀行のキャッシュカードなど)は磁気データが壊れる可能性があるので、マグネット部分の近くには置かないほうが安全です。
Q. タンクバッグは走行中にズレたりしない?
マグネット式は吸着力が強いモデルが多く、通常の走行ではズレにくいです。ただし、急ブレーキや段差の大きい道路では衝撃でズレることがあります。心配な場合はベルトを併用できるモデルを選ぶか、マグネットとベルトの両方で固定するダブル固定方式がおすすめです。走行前に毎回バッグを軽く引っ張って、しっかり固定されているか確認する習慣をつけましょう。
Q. タンクバッグを付けたまま転倒したらどうなる?
転倒時にタンクバッグがタンクとの間に挟まって、タンクの凹みや傷の原因になることがあります。ソフト素材のバッグならダメージは比較的軽いものの、バッグの中身が飛び出す可能性もあります。転倒後はバッグの状態と中身、そしてタンクの傷を確認しましょう。転倒リスクが心配なら、クッション性のあるバッグを選んでおくとタンクへのダメージを軽減できます。
まとめ
バイク用タンクバッグは、手元に荷物を置けるという他のバッグにはない利便性が魅力です。ツーリング中にすぐ使いたいものをサッと取り出せるのは、想像以上に快適です。
選ぶときのポイントは、まず自分のバイクのタンク素材を確認することです。金属タンクならマグネット式、樹脂タンクならベルト式を選びましょう。容量は用途に合わせて、普段使いなら5リットル前後、ツーリング用なら10リットル前後がバランスの良い選択です。
タンクバッグがあるだけで、ツーリングの利便性がワンランクアップします。まだ使ったことがない方は、ぜひ一度試してみてください。


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参考リンク:タンクバッグのおすすめ22選(SAKIDORI) | モトスポット タンクバッグの選び方 | webオートバイ タンクバッグおすすめ10選
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